ながーい一日。

その日は朝から良く晴れていました。
ええ、今日こそ、

あきばデビューの日です。

マニアやオタクと罵られても、これを取り付く島にして
乗り越えてきました。
「オレはあきばに行った事が無い!」

そんな日々ともお別れかと思うと悲しいです。
新しい反撃ののろしを考えなくては。

ある種頑張って守っていた沖ノ鳥島を奪われて漁の海域を減らされる気分です。

さて、朝から気合入れて着替えます。
スーツです。
久々に袖を通して、その心地よさに浸っている暇はありませんでした。

やっばっ遅刻遅刻〜。転校初日(ry


なんとか電車に乗り込み、居眠りこきながら大学へ。
すぐに昼を調達するためにローソンへ。

最近どうやら火曜は昼に転向したらしいいかりやさんのレジに行くと、
「今日はどうしたの?」
と言われ、(いかりやさんこそ何で昼に……)と思ったが、
「何がデスか?」
と返す。
別にどうしたと聞かれる理由は服装しか思い浮かばなかったけど、
もしかしたら別の案件があるかもしれない。

まあ案の定でしたが。(分かりづらい)


その後、2限輪講の時間に、
IZAM、Kちゃんらと写真を撮りました。
みんなスーツだったのでなんとなく可笑しかったです。

ええ、そこにhiroが居ない事もね。

次々と授業をこなして、お楽しみ、5限がやってきました。


駅に行くと、まだ先生の姿が見えなかったのでhiroが「たい焼きを食いたい。」とのたまわりやがりまして、
Kちゃんと三人で買いに行きました。
しかし、


先生は駅に居て、我らの行動を見ていたのです!!

なんで集合時間ぎりぎりでどっかいっちゃうんだよ。
とか怒られました。

そして、集まった人たちで山手線に乗り込み
いよいよ、戦場へ向かいます。

ほら貝を吹け!
ぷおお〜ぷおおぉ〜

しかし、明智光秀の計らいで
あっさり到着。

先生がずんずんと
駅のホームを歩いていきます。
なれてます。
さすがです!

そして駅の看板や、
エスカレータの脇の壁に貼られたアニメのポスター
床に書かれた謎の虹絵。

もっさんは一際テンション高くハイハーイ!
騒ぎ立てました。

そして、駅から出ると、配っていたティッシュを頂きました。
そこには

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
と書いてあった。
すげえ。


色々物色しました。
先生のお勧めカードリダーなど、手を伸ばしそうになる誘惑がたくさんありましたが、
今回廻ったところが良かったのか、
あんまり痛い軍団に侵食されてませんでした。
なんかもっと
すごい町なのかと思ってました。


まあ感想はそんな所でしょうか。



その後授業は解散となり、
財布を購入しました。


また、三人で銀座まで歩きました。
目指すはジャガイモならぬお茶です。
電車男エルメスの家でごちそうになったと言う
イギリス皇室御用達にして、
日本では銀座松坂屋でしか購入できない
という紅茶です。
まえまえからもっさんは行きたかったのですがなかなか機会が無かったので。

本、またはログの電車男には
・スーツじゃないとダメ。
とか書いてあったのでスーツで参上しました。

そして、夜の銀座に飛び出した場違いな三人組。

ブランドの店を見るたびにもっさんは感動しておりました。


さて、松坂屋に到着。
店舗の案内を一階でみて、べノア発見!

「婦人服って書いてあるよ。」
「大丈夫、ゴルフスポーツ用品売り場があるからそれで行こう。」


!?
な発言をしつつ、エスカレータへ。

階が上がるに連れて、
なぜか緊張するもっさん。

ついに到着。

外装はドラマとそっくりでした。
そこだけ白い小さな部屋になっていて、椅子が外側に並んでいました。
窓から見える中の景色は、まるでヨーロッパー!!(意味不明)


とにかく興奮して入り口に近づいていくと、

我々の「閉まってるんじゃね!?」
が聞こえたのか、
「いらっしゃいませ。まだ大丈夫ですよ。」
メイドさんみたいな格好をした人が言ってくれたので、入りました。

あれ言ってくれなかったらなかなか入れなかったかもしれません。

中に入ると
一石に腰を下ろしました。
メニューが渡されます。

メニュー一番上の紅茶
『ピュア・ダージリン


1,050円

うおっ!?
なるほど。これが電車が飲んだ
ダージリンか。

スコーンAのセットとダージリンを頼んで
店員が居なくなったところで
キョロキョロ。

机がピカピカしてました。
他には、絵が飾ってあり、装飾が全体的にヨーロッパみたいでした。
すいません表現が乏しくて。

やがて、
メイドさんがなにやら運んできました。

カップです。
そして、それを三人に前におくと、


「今から紅茶をお持ちしますね。」
と言われました。
もっさんはそういった風習は初めてでしたので
ここでカルチャーショックを受けました。

そして、ポットを持ってくると、
「この砂時計の砂が全部落ちたらお飲みごろ〜」見たいな事を言って、
砂時計を置いていきました。
hiroはなぜか
ポットのふたを開けて中をのぞいたりしてました。

いやはや、


俺もやりたくなるじゃないか。

そして、ようやく砂が落ちて、
注ぎます。

「乾杯」などと全く場にふさわしくない発言をしながら、
口に入れました。


ピュアです。
ピュアダージリンです。

ほのかに香る香りがなんか紅茶ってこんな匂いなんだなあと感じさせてくれました。
味は、
なんか軽い感じでした。
すーっと入っていくような。
とにかく、うまかったです。

hiroは、「ミルクがうまいんだ!」とか言いながら
スプーンにミルクだけ注いで飲んだり、
「ショコラマジうまい!」
とか言って喜んでいました。
彼らはアールグレイを頼んだので
もっさんも頂いたのですが
こちらはすごく香りがして、味も全然違いました。
こっちもうまかったです。



堪能した三人は閉店する松坂屋を背にしました。

途中、なぜかUNIQLOへ。
店内の装飾がすごく、通路も広かったです。
きれいなユニクロでした。


そして、もっさんは二人と別れ、帰宅の道へ。

二人と居る時に少し感じていたんですが
おなかが跳ね回ってます。
おそらく、
高級な紅茶が体に合わず、拒否反応を示していたんでしょう。
一度戻しそうになりながらも家に帰りました。

高級なものはたまに食べるものじゃないですね。
前に5000のうな重を食べて戻した思い出をトラックバックしながら
改めてそう思いました。